2011年7月1日金曜日

東電の暴挙におとなしく従う?

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武田邦彦教授がブログで訴えています。

「節電」は本当に必要なのか?(1) 電気代はなぜ高い?

「節電」は本当に必要なの?(2) 本当は津波ではなかった!

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武田教授によると、本来、東京電力がもっている発電の能力は、6266万キロワット。

福島第一原発で当時、稼働していた発電量はたったの203万キロワット。
これ以外に地震による火力発電の停止など、止まった総量は1588万キロワットとなる。

差し引き、現段階の発電能力は4678万キロワット。

これに対して、計画停電が実施された3月14日の電力消費量は、2800万キロワットでした。

人々が困っている被災地を停電させるだけでも酷いことですが、東電は、まったく電力量に問題の無い状態で、電気が大幅に余っていた状態で、震災直後の被災地を停電させたのです。

本当に許せない暴挙です。

今、電気が足りない足りないと脅迫していることと、福島原発の事故はほとんど関係ありません。津波ではなく、地震で起こった電力障害なのです。しかも震度6以下の地震による。これは東電の怠慢以外のなにものでもない。

電気が足りないなら、停止している火力発電をただちに復旧させれば済むのです。
でも未だに原発を動かしたいから、国民を脅迫し続けているのです。

電力を確保するのは電力会社の仕事。
一般の企業や家庭がなぜ、こんなに必死に節電しなくてはいけないのか。
ましてや企業は罰則付きの強制節電なんて。

店は真っ暗、工場は停止、熱中症は激増。

そんな今でも、東電の幹部はガンガンにクーラーが効いた部屋でマッサージチェアにでも座ってますよ! 断言します!

まったくもって、この国はおかしいことになっています。

いや、もちろん「もったいない」という日本の美徳は良いものです。それは私も知ってます。でも、今回の脅迫節電に関しては、もっと考えることがあるのです。

(関連エントリ)
「なんか良いことしてる気分」で節電しないこと。
http://mononomikata-kerogg.blogspot.com/2011/06/blog-post_6376.html

日本企業に電力使用制限が強制発動。違反すれば罰金1時間100万円。
http://mononomikata-kerogg.blogspot.com/2011/06/1100.html

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