2013年12月12日木曜日

原発事故は情報格差で隠される

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ネットに接点があるかないかで、入ってくる情報はまったく変わります。
先日9日、アメリカで原発の爆発事故があったことを知ってますか?

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米原発で変圧器爆発、放射性物質漏れなし
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131210-OYT1T00405.htm

【ワシントン=中島達雄】米原子力規制委員会(NRC)は9日、アーカンソー州にあるニュークリアワン原子力発電所2号機で変圧器が爆発する事故が起きたと発表。

事故対応センターを設置して、原因調査を始めた。

同原発を運営する電力大手エンタジー社によると、爆発は米中部時間の9日早朝に発生。火災が起きたが、放射性物質は漏れておらず、けが人も出なかった。NRCの4段階のトラブル分類のうち、最も低い「異常事象」と判断している。

NRCによると、2号機は、通常の外部電源の供給が止まったため、原子炉が自動停止し、非常用ディーゼル発電機などで原子炉を冷却中。同社は原因が判明するまで、2号機を運転しないことを決めた。1号機は運転を続けている。

同原発では3月、運搬中の発電機が落下して作業員1人が死亡、8人が負傷する事故が発生していた。

(2013年12月10日12時19分  読売新聞)

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写真はその原発の様子です。

放射能漏れはなかったとのことですが、もくもく上がる水蒸気は本当に安全なものでしょうか。

このニュースはネット上では結構出回ってますが、テレビや新聞で情報をとる人たちにはまったく知られてないと思います。

というか、このニュースで知ったのですが、読売新聞のサイトでは、原発関連の情報は「科学」カテゴリに分類されているんですね。福島原発関連もその多くは「科学」にあるようです。本当にこのカテゴリでいいんですかね?

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